その原因と予防について
アルツハイマーの原因「アミロイドβ」を有酸素運動で寄せ付けない予防！
アルツハイマーの症状の原因は以下の４つの要因による物だという事までは解ってきました。
①「アミロイドβタンパク質」この「アミロイドβたんぱく質」が蓄積する事で大脳皮質が
老人斑と呼ばれる状態に変質してしまいます、アミロイドβも数が集まらなければ健全なたんぱく質ですが
有害活性酸素を接点にして集まり老人斑を形成する要因となります。
有害活性酸素は「運動不足」「ストレス」「酸化脂肪酸の摂取」によって人体に蓄積する事が解っています。
②老人斑と呼ばれているシミにＡＧＥという物質が沈着している事が解ってきました。
（アミロイドβは元々はただのたんぱく質ですが個人差で大脳皮質が変性し沈着し始めると老人斑になります。）
この老人斑に
③ＡＧＥと呼ばれる物質が沈着する事で更にアミロイドβタンパク質が大脳皮質を変質させる事が解っています。
ＡＧＥは血統が上がる事で発生率が高くなるため炭水化物や糖類の摂取に注意する事がポイントになります。
④有害活性酸素の排出がポイント
アルツハイマーの原因物質であるアミロイドβ
有害活性酸素、アミロイドβ・老人班・ＡＧＥ・と言えます。
この四大要因を抑制するためのメカニズムは
・有害活性酸素が多くなければアミロイドβも発生しにくい
・アミロイドβが蓄積しなければ老人斑も出来ない
・老人斑が出来なければＡＧＥも引き寄せられない
という順序になるでしょう。
有酸素運動を行う事により有害活性酸素を抑制させ、大脳皮質の活性化を促す為にも新鮮な酸素を取り入れる有酸素運動を行う事は認知症を抑制させる事に非常に効果があります。
そのためこのアミロイドβ・老人斑・ＡＧＥという４つの要因を
排除しながら予防に努める事が同時に改善にも繋がるといえるのです。
超高齢化の進む日本２０１３年の認知症有病率は
６５歳以上の１５％４６５万人と推定されています。
認知症の予備軍とされそのうち認知症に進むと言われている
「軽度認知症害」の有障率は推定で１３％４００万人 、まさに４人に1人が認知症という 非常に由々しき事態といえます。
しかし早期発見により症状を遅らせる事や、回復させる事も 出来たという例も多く報告されています。
認知症の問題は家族をはじめ、地域や何よりも本人が
真剣に取り組まなければならない問題なのです。
アルツハイマー等の認知症になると症状は進行するのみ。
「一般的な日常生活が送れるように正常に戻らない」
と不安を抱えている方もたくさんいることと思います。
確かに認知症は一部のケースを除いて、一度進行が進む事が一般的になっていると言われています。
認知症の薬は現在日本で４種類認可されていますが、どれも知能の改善は見られません。 残念ながら進行を遅らせる事の役に立てるくらいで 、認知症の薬は「治療」と呼べるような段階になっていないのが 現状です。
認知症に決定的な治療法が無い現在、重要なのは予防だといえます。
ＭＣＩ（軽度認知障害）の段階であれば
「有酸素運動」と「食事療法」で症状を遅らせる事が出来たり
改善させる事が可能だというデータも出ています。
脳を使ったゲームをするよりも「身体と脳を使った有酸素運度」である
「脳賦活運動」と呼ばれるものです 脳の賦活運動とは身体のリハビリを目的とした 、脳と身体のニューロントレーニングです。
有酸素運動を脳を使いながらするトレーニング方法をニューロントレーニングと言い、身体を動かしながら脳も動かす「デュアルトレーニング」によって訓練いたします。
運動をしながら計算をする、しりとりをする、等二つのことを同時平行で
行うトレーニングによって訓練を行います。
このようなトレーニングで認知症の低下を防ぐだけに留まらず、回復するケースも確認され研究が進む事で脳賦活運動をはじめとした身体に酸素を取り入れる運動が認知症の予防にも脳だけの思考運動よりも機能維持や改善に「身体を使った運動の方がいっそうの効果をもたらす」
という説が有力になってきました。
アルツハイマーの薬に期待できない中で「活性酸素を外にだす」事で認知症の改善が 確認できた事は非常に喜ばしい事です。
★当館では、[予防と改善のための]取り組みを、行っております。